3月24日
○○先生、
大きな余震が続いているようで心配しています。
奥様の実家の岐阜に一時避難する、という私でも思いつきそうなことは既に検討済みですよね、、。
九州は暢気なものです。ただ北九州高専は学生会による募金活動が15日(火)から始まりました。
3日間で、学生の登校日は全て終了したあと、基本的には部活動でしか学校にいないはずの時期でしたが、
予想を遙かに上回る額が集まりました。
小倉駅などでも義援金を求める活動が盛んに行われています。皆、何かをしたい、しなくてはならない、と思いは募るけれども何をしたらよいかわからない、感じです。
私も○○先生のご家族の安否が伝わった月曜日の午後までは特に胸が締め付けられる思いが続いていました。
今年中学を卒業して高校から寮生活を始める息子とヤマメ釣りに出かけていたのですが(金土日)、宿ではずっと震災のテレビを付けたままでした。「こんな所で遊んでいて良いのだろうか?」と思いましたが、釣りを中断しても何も出来るわけではないし、大切な息子との思い出旅行なので予定どおり過ごしました。
自分に出来ることは何か、、。
1)事態をなるべく把握する
2)身の回りの人達(特にピンと来ていない九州の人間)に1)をなるべく伝える。
3)無理ない範囲で身銭を切って義援金を寄付する
4)所属学会に学会として義援金を送るように事務局長などにメールする
1)に関しては○○先生から2通目として頂いたKKN宛のメールがとても素晴らしい報告で
個人情報に抵触する部分だけカットして北九州高専学内にメールさせて頂きました。
(事後承諾ですみません)。授業担当をしたクラスの学生達にもメールしました。
いえ、私の動きをお伝えしたかったのではなく、その際、○○先生のレポートがいかに
無駄なく切実にしかし希望を見据えつつ踏みこたえているかがよく伝わる素晴らしい文章だった
ということです。驚きました。その力のおかげで普段それほどコミュニケーションを持たない事務員や学生から反響がありました。
それが学内募金にも貢献したと信じています。
機構からの募金がまだ時間差で続いていますので、また出来る範囲のことをしたいと思っています。
民放テレビのコマーシャルにはようやくAC以外のコマーシャルが混ざってくるようになりました。
ACが多すぎてしつこい、という声も上がっているようです。仁科亜紀子親子のCMで、ご本人達
自信が心を痛めているという報道もあります。ポポポポーンのCMが我が家ではヒットです。
だんだんくだらないことを書き始めたのでこの辺でやめることにします。
何か少しでも出来ることがあれば、どうかお伝えください。
○○先生ご自身とご家族の方々のご健康を心よりお祈り申し上げます。
大谷